「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫) epubダウンロード無料

「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)

, 佐藤 勝彦

によって 佐藤 勝彦
4.5 5つ星のうち 162 人の読者
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内容紹介 素粒子のしくみから宇宙創生までを解明する鍵となる物理法則「量子論」。本書ではそのポイントを平易な文章と図解を駆使して徹底解説。 とても興味があるけれど、むずかしくて理解できない……そんな代表的なものが、アインシュタインが提唱した「相対性理論」だろう。ところが、現代物理学にはその相対性理論よりも難しく、奇妙で、なおかつとても面白い理論がある。それが「量子論」。 一番身近な例をあげると、最近はほとんどの人が持っている携帯電話やパソコンのもっとも重要な部品ともいえる半導体チップの中を支配している法則である。こればかりではなく、素粒子などのミクロの世界に適用されるもので、人などの遺伝子など生物の構造や進化、そしてマクロの極限である宇宙の創生までを解明するとされている。 本書は、その量子論のポイントが一目で理解できるように、図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説した格好の入門書。最先端物理学の不思議な世界を手軽に味わうことができる。 監修は宇宙物理学を世界的にリードしている東京大学の佐藤勝彦教授。文庫書き下ろし。 内容(「BOOK」データベースより) 相対性理論とともに、現代物理学のもう一つの柱といえる「量子論」。人間の構造・進化から宇宙のはじまりまで、あらゆる現象を解明するとされるこの物理法則は、我々に未知の世界を垣間見せてくれる。本書は、難解とされる量子論のポイントが一目で理解できるよう図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説。最先端物理学の世界が手軽に味わえる画期的な入門書。
以下は、「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
「水面の波は水(これを媒質というらしい)が振動しているのだし、音は空気が粗密を繰り返している、では光も波だということらしいが、光は何が振動しているのかね。粒でもいいんだけどさ」という話を飲み会でしたところ、友人がこの本を薦めてくれました。今まで、この手の本を何冊も(と言ってもたかだか10冊くらいでしかないけれども)読んできましたが、一つとして(文系の)私の?に明快に答えてくれた本はなかったので、この本もどうかなあ、と思っていました。題名も「量子論」だし、、、、で、読み始めたところ、おおお!!、何と48ページに「では、光の媒質は何でしょうか?」「・・・・この理論(エネルギー量子仮説のこと)を推し進めて考えることで、先ほどの光の媒質は何か、という難題にも答えを出すことができたのです」とあります。数十年来の疑問が判明するか!?と、欣喜雀躍して読み進めました。しかし、その後は量子論についての叙述が進むばかりで、上記の問いに対する回答は私には読み取れませんでした。著者は「ここに、こう書いたではないか」ということだと思うのですが、私の頭では理解できませんでした。残念。当著作は読みごたえのある良書であると思います。1)研究の経緯が歴史的に記述されています。先人の理論、学説を後続の研究者が取り入れ、修正し、触発され次々と新見解を発表してゆく様が記述されています。無から一発で結論に至ることはないのですね。多くの研究者の思考、実験、探求の積み重ねで、現在があるということですね。2)解説を読み、「ははあ、では〇〇ということだな」と一人理解納得したと思った直後に、「〇〇ということではないのです」とガツンと来ます。ガッカリもしますが、なぜかうれしくもあります。だって、間違ってそう考えてしまいそうな素人さんがたくさんいるから、「そこ間違えないでね」、と著者が先回りして注意してくれているわけですから。自分と同じような人が大勢いるんだな、と思えてニヤッとしてしまいます。3)光の媒質については、私には理解できませんでしたが、とにかく当著作は素人の読者を念頭に置いて書かれている、ということがひしひしと伝わってきます。ある項目を説明するのに、その前の前のも一つ前、くらいから説明してくれます。内容は私には分からないのですが、筋立ては理解できますので、納得感があります。ところで、当著作には、監修者の名前はありますが、著者の名前が無いという不思議な本です。PHP文庫さん、有名人を表に出せば良い、とでも考えているのか、いただけませんね。しかしこの著者は終盤で、強烈な自己主張をしています。「・・・・インフレーション理論(その提唱者の一人が本書監修者の佐藤勝彦教授です)は・・・・」ってね。ムフフ。著者頑張れ。さて、次の本を探しましょう。友人にもお礼のメールを入れておこう。

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