宇宙エネルギーが導く文明の超転換―地球大破局は避けられる! (トクマブックス)

深野一幸さんの代表的な書籍のひとつだと思います。第１章は、当時流行りものとなった「サイババ」こと、インドの聖者、サティア・サイババについての著述。実は、彼の写真からは良質な「宇宙エネルギー」が大量に放出されている、とか。とても充実している上に良い意味で純粋な紹介なので大好きでした。第２章以降も第１章と同じくらい良い雰囲気の文章で、特に感性的に、限りないほどのことを学びました。ただ、1996~1997年ごろから宇宙エネルギー発電が爆発的に普及して地球文明はユートピア化する、という予想はほぼ完全に外れてしまったのは残念でしたが…。それでも、最高度の理想を謂わばインスピレーションとして提示した書として、とても意義深いと思います。