忍術バトルRPG シノビガミ スタートブック 上 (Role & Roll Books)
本, 河嶋 陶一朗
によって 河嶋 陶一朗
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ファイルサイズ : 29.94 MB
内容(「BOOK」データベースより) 現代の裏側に潜む影の住人たち―忍者。彼らは、あらゆる望みを叶える力を持つ「シノビガミ」を巡って、人外の戦いを繰り広げていた。互いの胸に秘密抱き、影と影がぶつかり合う。激しく、妖しく、可笑しく、切ないバトルオペラを紡ぎ出せ! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 河嶋/陶一朗 冒険企画局に所属するゲーム作家。「みんなで会って遊べるゲーム」をキーワードにテーブルトークRPGやカードゲーム、ボードゲームなど色々なゲームを製作・紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
忍術バトルRPG シノビガミ スタートブック 上 (Role & Roll Books)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
プレイヤー同士を戦わせるシステムなので、秘密を探りあう人狼や、取引かけひきを楽しむディプロマシーに近い印象。常に戦闘が続いている感じで、ラノベ臭い台詞を言ってその都度判定するだけのゲーム。どんなシナリオだろうが結局、居場所や秘密を探りあうだけの話になるのでゲームの骨子はワンパターン。全員主人公で各自が自己満足を追求する近代RPGの悪いところ総結集な感じ。テーブルトークの魅力である「団体戦」みたいな楽しみはほぼ無し。プレイヤー同士を戦わせて勝ち負けを決めて、プレイヤーが各自で好きに自己陶酔するように作られたシステムを、ロールプレイ推奨型だの自己演出を楽しむだのと言い換えている。度を越したゆとり教育で、全員桃太郎の劇をやらせるのに似ている。昔から、「プレイヤー同士を戦わせると面白い、と思い込んでいる手抜きGM」が嫌いだったのだが、そのマスタリングをまんまシステム化した感じ。リプレイはまんま屑ラノベみたいになるので面白いんだろうけど、そういうオタクラノベが好きな人以外が楽しめるシステムではない。だから大して人気もでずに「一部で高評価」のまま流されていってしまったと思われる。忍法をルールで沢山出すくらいなら、好きに忍法を作れるようにしておけばいいのに、肝心なところでルールに縛られてつまらない。自由度が高くてロールプレイ重視と見せかけて、実はルールでガチガチで、そのくせヒロイックな台詞を言うと判定が有利になるとか、どっち付かずな印象。番長学園に余計な戦闘ルールを付け足して雰囲気を暗くしただけみたいな内容なので、わざわざこれをやらんでも・・と思ってしまう。肝心の忍術の知識があってもほぼ意味がないというのも哀しい。リプレイとイラスト()に惹かれて「真似したい!」と思った方は是非プレイしてください。
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