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年表で読む哲学・思想小事典

, ドミニク フォルシェー

によって ドミニク フォルシェー
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内容紹介 ソクラテス以前の古代哲学から20世紀後半のリクール、ドゥルーズ、ガタリに至るまで、哲学史の「流れ」と「ポイント」をつかむための最適なマニュアル。詳細な索引付き。井上ひさし氏推薦! 「簡潔な記述が、雑然としたアタマを一陣の涼風となって吹きわたり、雑多な知識が整理されて一本の文脈になって行きます。」(『読売新聞』より)大好評! 哲学史の「流れ」と「ポイント」をつかむための最適なマニュアル[本書の特徴]◉重要度のランク分けを事項ごとに記号でわかりやすく表示。◉西洋哲学にとどまらず、イスラーム哲学、インド哲学、中国哲学にも配慮。◉近・現代哲学を可能にした思想的土台を、古代・中世哲学との関連で詳述。◉宗教・科学・文学などの文化的領域の重要年代もカバー。◉詳細な索引付き[キーワード、著作名、人名]。[目次]序凡例第一章 哲学の創始者たちI 〈始まる〉ということの意味の問題II 場所の問題──哲学はどこで始まったのかIII 目安となる年代IV 年代確定の問題──哲学の重要な創始者たち第二章 理性の時代第三章 大転換I 歴史的遠近法における転換II 古代の連続性第四章 再開と再生の時代I 中世は〈暗黒の時代〉なのか、〈未知の時代〉なのかII 中世の年代確定の問題──輪郭の揺らぐ中世III 場所の問題──哲学は各地を放浪する第五章 ルネサンス哲学──実り多いが曖昧な時期第六章 古典期の哲学第七章 啓蒙の時代第八章 十九世紀──哲学と科学第九章 哲学の二十世紀訳者あとがきキーワード索引/著作索引/人名索引[原題]Les grandes dates de la philosophie antique et médiévale、Les grandes dates de la philosophie classique, moderne et contemporaine 内容(「BOOK」データベースより) 重要度のランク分けを事項ごとに記号でわかりやすく表示。西洋哲学にとどまらず、イスラーム哲学、インド哲学、中国哲学にも配慮。近・現代哲学を可能にした思想的土台を、古代・中世哲学との関連で詳述。宗教・科学・文学などの文化的領域の重要年代もカバー。詳細な索引付き(キーワード、著作名、人名)。 著者について ドミニク・フォルシェー Dominique Folscheid1944年ヴェルサイユ生まれ。レンヌ第一大学教授などを務めたのち、マルヌ・ラ・ヴァレ大学教授。著書にLes grandes philosophies(主要哲学通説、PUF、1988)、L'esprit de l'athéisme et son destin(無神論の精神とその運命、Editions Universitaires、1991)が、共著にMéthodologie philosophique(哲学的方法論、PUF、1992)、La philosophie allemande(ドイツ哲学、PUF、1993)がある。訳者:菊地 伸二(きくち しんじ)1990年京都大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。哲学専攻(教父・中世哲学)。名古屋柳城短期大学保育科教授。『西洋哲学史の再構築に向けて』(共著)など。訳者:杉村 靖彦(すぎむら やすひこ)1994年京都大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。宗教学専攻(現代フランス思想)。京都大学大学院文学研究科准教授。『ポール・リクールの思想──意味の探索』など。訳者:松田 克進(まつだ かつのり)1991年京都大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。哲学専攻(西洋近世哲学)。広島修道大学人間環境学部教授。『スピノザの形而上学』など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) フォルシェー,ドミニク 1944年ヴェルサイユ生まれ。レンヌ第一大学教授などを務めたのち、マルヌ・ラ・ヴァレ大学教授 菊地/伸二 1990年京都大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。哲学専攻(教父・中世哲学)。名古屋柳城短期大学保育科教授 杉村/靖彦 1994年京都大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。宗教学専攻(現代フランス思想)。京都大学大学院文学研究科准教授 松田/克進 1991年京都大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。哲学専攻(西洋近世哲学)。広島修道大学人間環境学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
年表で読む哲学・思想小事典を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
本書の表紙は「哲学・思想小事典」が大きい活字で印刷され、「年表で読む」は「~小事典」の活字面積の10分の1くらいの小さい活字で付記されている。しかし本書はあくまでも「年表」であり「事典」ではない。この本で見出しとなっているのは年代(又は暦年)だ。生起した哲学や文化史的事件が、場所や相互の関連性を問わず、同時代の事件ということだけで単一の枠組み(年表)に書き込まれて出来上がったのが本書である。原著2冊(本書はこれらの合冊)のタイトルはそれぞれ『古代・中世哲学の重要年代』及び『古典・近世・現代哲学の重要年代』である。ソクラテス以前の古代哲学から20世紀後半の現代哲学に至るまでの西洋哲学史をカバーする本書は、年表という表現形式ゆえに解説は実に明解簡潔である。だが西洋哲学に決定的な影響を与えた文化史的事件であるキリスト教の成立、宗教改革、科学革命などの哲学プロパーの領域に属さない事項やイスラーム哲学との思想的影響関係なども多く取り上げられており、記述内容は決して無味乾燥な年表ではない。エントリーされた出来事の領域区分、重要度分けが活字の種類・大きさにより原著で表示されているところを本訳書では★やその他のマークの数により示している。マークを手掛かりに関心に応じて本書をどこからでも様々な読み方ができるのでこの工夫はとても親切だ。

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