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江戸東京学事典

, 小木 新造

によって 小木 新造
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ファイルサイズ : 26.35 MB
内容(「BOOK」データベースより) 江戸東京のすべてが一冊でわかる。初のエンサイクロペディア。わが国初の都市学事典。
ファイル名 : 江戸東京学事典.pdf
以下は、江戸東京学事典に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
事典として、大変充実したものである。大判で、とても重量があるが、それだけの内容のあるものである。とにかく、江戸に関する事項で何か知りたい、と思ったとき、殆どのことはこれ一冊で間に合うだろう。もちろん参考図書も紹介されているから、本書の記述以上のことを調べたければ、それらを当たればより詳しいことが分かる。本書の特徴は、さまざまな事柄が江戸市民の生活の中でどの様な意味をもっていたのか、ということがかなり論証されているところである。少し小さい新版もある。でも、やはり大きい版のほうが読みやすい。類書に「江戸学事典」というものがあるが、同じ著者がいるため、かなりの記述が共通している。どちらも同じような本だが、本書のほうがカラーページが多く、見ていて楽しい。江戸文化を交えながら、江戸という都市を俯瞰しつつ、東京へと至るまでの流れが述べられている。江戸の都市としての機能、文化の発展に関わる都市形態や市井の生活様式などの記述が充実している。江戸という不思議な、しかし確実に存在していた町の、さまざまな側面を知ることができる一冊である。

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