その落語家、住所不定。タンスはアマゾン、家のない生き方 (光文社新書)電子ブックのダウンロード

その落語家、住所不定。タンスはアマゾン、家のない生き方 (光文社新書)

, 立川こしら

によって 立川こしら
4.1 5つ星のうち 22 人の読者
ファイルサイズ : 21.35 MB
内容紹介 「変な弟子だがやろうとしている事はまさに現代である」 ――立川志らく師匠推薦! ◎身一つで世界中の落語会を飛び回る、家さえ持たない究極のミニマリスト である著者が、自らの生き方哲学と実践を初めて明かす。 私にとってのタンスはアマゾンだ。必要なモノだけ注文して、使ったら捨てる。 洗濯だってほとんどしない。定住してるわけではないので荷物は最小限だ。次に 泊まる予定のホテルに、アマゾンから衣服が届いている。今日までの服はそこに 脱ぎ捨てて、新たなシャツで次の仕事場に向かうのだ。 アマゾンタンスもこなれてくると、新しい使い方が見えてくる。 下着はこまめに買うことになる。ならば大量に買えばいい。探せば中国の業者が 安く出していることがある。この時にまとめ買いをして、アマゾンの倉庫に全て の在庫を送っておくのだ。そしてアマゾンに売り物として出品する。買った時の 倍ぐらいの値付けでいいだろう。もう、こんなのは適当である。この下着を自分 で買うのだ。ついでに誰かが買ってくれるかもしれない。 (本文を一部改変) 【目次】 第1章持たない落語家になるまで 第2章持たない落語家の1週間 第3章実践・家もモノも持たない生活 第4章お金について考える 第5章持たない落語家の仕事論 第6章ITと落語 第7章落語について おまけこしらのはんせい 【著者紹介】 立川こしら(たてかわこしら) 落語家。立川流真打。1975年千葉県東金市生まれ。96年、立川志らくに弟子 入り。2012年、真打昇進。落語の他、ラジオパーソナリティー、WEB製作、 オリジナルグッズのデザイン、伊豆で養蜂・無農薬農業など、活動は多ジャン ルに渡る。17年より海外公演開始(開催地:オーストラリア、ニュージーラン ド、バルセロナ、ヒューストン、ニューヨーク、メキシコ)。avexよりCD を5枚発売中。「高速落語R‐30(Vol.1~3)」「真打昇進記念盤 高速落語 大ネ タ十」「死神」。 内容(「BOOK」データベースより) 身一つで世界中の落語会を飛び回る、家さえ持たない究極のミニマリストである著者が、自らの生き方哲学と実践を初めて明かす。 商品の説明をすべて表示する
その落語家、住所不定。タンスはアマゾン、家のない生き方 (光文社新書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
著者は落語家。家を持たない生き方について語られている。文中の「お金の価値を時間の価値が上回る」これはみんなが薄々感じていることだと思った。でもお金は価値の基準がわかりやすい(年収いくらとか)けど、時間の価値は基準がわかりにくい。自分が何に時間を使うと価値を感じるのか、各自が決める必要があるし決めて良いのだ。第5章持たない落語家の仕事論の「来た仕事の1割は後輩に譲る」にすごく共感。1割を譲ると決めることで、今の自分にとってそれぞれの仕事がどんな位置づけか考えることができる。その結果今の自分は何に興味がありどっちの方向性に行きたいのかが見えてくるのだ。仕事や生き方の話以外も「持たない落語家になるまで」の宗教ジゴロの話とか、オークションサイトでの忍者アイテムで成功とかエピソードと語りがいちいち面白い。落語も著者のこともまったく知らずにタイトルに引かれて購入したが、最後まで一気に読めて(章によっては物足りないところもあるけど)面白かった。ちょっと行きづまって疲れてるかも、という人におすすめ。読後になぜか希望を感じます。

0コメント

  • 1000 / 1000