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塚本邦雄 (コレクション日本歌人選)

, 島内 景二

によって 島内 景二
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内容(「BOOK」データベースより) 塚本邦雄。前衛短歌運動の輝ける旗手として、詩歌の可能性を飛躍的に拡大し、戦後日本で「短歌には何ができるか」を鋭く問いかけた。その苦闘の成果は、世界的な混迷を深める二十一世紀で、「芸術と人間は何をなすべきか」を見いだすための手がかりとなる。「前衛=難解」という従来のイメージを払拭し、塚本が追い求めた「短歌」の生命力に肉迫する。そのために、五十のキーワードに基づく秀歌五十首を選び、塚本ワールドへの入口とした。また、それぞれの歌を多角的に理解するために、本文では歌の鑑賞を行い、脚注では歌の背景を詳しく解説した。一首の歌を本文と脚注とで「二度味わう」ことで、塚本短歌の発生と影響力が、あますところなく解明される。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 島内/景二 1955年長崎県生。東京大学文学部卒業、東京大学大学院修了。博士(文学)。現在、電気通信大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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なぜ塚本短歌は正字正仮名表記なのか。塚本短歌の最大の特徴である「語割れ、句またがり」とは何か。難解と言われる塚本邦雄の短歌を2ページ一首ずつ丁寧に読み解いていきます。「錐・蠍・旱・雁・掏摸・檻・囮・森・橇・二人・鎖・百合・塵」この漢字の断片のつながりを声にして読むと、なぜそこに歌が生まれ、どんな意味を持つのか?私は通読するのがもったいなく1日一首ずつ読み進んでいきました。50日にわたり歌を読むことの快楽を伝えてくれた著者島内景二さんに最大の敬意をはらいます。ありがとうございました。

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