ハイテク犯罪捜査入門 捜査実務編―図解・実例からのアプローチ
本, 大橋 充直
によって 大橋 充直
4 5つ星のうち 3 人の読者
ファイルサイズ : 29.73 MB
内容(「BOOK」データベースより) 好評の“ハッカー検事シリーズ”第2弾。初動から採証、送致まで、更に充実の初級+α講座。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 大橋/充直 昭和33年12月、横浜市で出生。昭和61年10月、司法試験に合格。平成元年4月、検事に任官。平成11年10月、ハイテク犯罪に関する質問や協力依頼が来るようになり、平成12年6月から、警察大学校や東京高検を皮切りにハイテク犯罪の外部講師を務めるようになる。平成14年4月、法総研研究官となり、犯罪白書の執筆のかたわら、ハイテク犯罪の研究と『捜査研究』や『研修』等の連載執筆に活躍し、米国出張では司法省とペンタゴンへ合法的に侵入する。平成15年4月、検察庁の現場に復帰して、公判実務に忙殺される中、ラスベガスでデフコン11の調査を行い、「NetWorld+Interop2005Tokyo」で一般向けのセキュリティ・ショーケースでの講演を担当し、各種研究会に個人資格で参加するなど、依然として「ハッカー検事」の称号を手放さず、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ハイテク犯罪捜査入門 捜査実務編―図解・実例からのアプローチを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
ハイテク犯罪捜査入門の第2弾。2005年、今から6年前の作品になる。6年前の作品ゆえ、犯罪のトレンド、扱われているOS、ネット用語等については、若干古さや現状とのアンマッチを感じる。しかし、技術的事項は多少の古さは感じるものの、基本中の基本は変わらない。捜査の基本、収集する情報、目のつけどころなどは、大きくは変わらないだろう。万一、自分や自分の周辺が犯罪に関係してしまった時、どのようなことが行われるのか、知っておくことは有意義ではないか。企業が次々とサイバー攻撃に標的になる今日この頃。サイバー攻撃は他人事ではない。犯罪とは無縁だった一般の人でも捜査に立ち会うことになることもある。このような書籍で知恵をつけておけば、よりスムーズに事故処理もできるのでは、と思う。巻末の参考資料も大変充実している。コンピュータ用語、ネット用語の解説も多い。参考書として手元に置いておくのもよいだろう。先般の刑法等改正で、捜査にも若干の変化があるだろう。本書の内容に変更を反映したものがまた世に出てきてくれることを願う。
0コメント