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山怪山人が語る不思議な話

, 田中康弘

によって 田中康弘
4.3 5つ星のうち 164 人の読者
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メディア掲載レビューほか 「ヤマケイの“黒本"」を知っていますか? 怪談ブームに乗って9万1000部 山で暮らす人々は、ときおり奇妙な体験をする。宙に浮かぶ狐火、正体不明の足音、死者との遭遇、神隠し、鬼の襲撃……。日本各地からそうした“語り遺産"とでも呼ぶべき貴重な体験談を集めた本が、じわじわと部数を伸ばし続けている。文章は淡々としており、話によっては明瞭な筋がないものも。怖がらせるための作為のなさが、逆に背筋を凍らせる。「山の怪談は登山者には定番の話題で、山の怪異本の系譜も、脈々とあります。けれどもこの20年あまり、そういった本は弊社から刊行されていませんでした」(担当編集者の勝峰富雄さん) だが、ヒットの気配は刊行前から感じられていた。「本書の約1年前に、山好きのあいだで知る人ぞ知る本だった『黒部の山賊 アルプスの怪』を定本化して復刊したんです。その中の怪異譚を掲載した部分の反響が大きいのに気付いていたので、『山怪』の刊行時には、2冊を関連本として打ち出しました」(勝峰さん) 昨今の怪談ブームも売れ行きを後押し。現代版「遠野物語」というキャッチで、民俗学のファンにリーチしたこともヒットに寄与した。 その後も『山のミステリー』(工藤隆雄)など埋もれていた山の怪異譚の名著を続々と復刊して、新たな書き手や編者による新著も刊行。「ヤマケイの黒い本」としてシリーズ的な人気を博すまでに至った。今年1月に刊行された本書の続編『山怪 弐』も快調だ。評者:前田 久(週刊文春 2017.3.23号掲載) 内容紹介 『山怪』をためし読み(PCのみ) 5/21ためし読みページ更新※PDFでの閲覧となり、ダウンロードにお時間がかかります。 著者の田中康弘氏が、交流のある秋田・阿仁のマタギたちや、各地の猟師、 山で働き暮らす人びとから、実話として聞いた山の奇妙で怖ろしい体験談を多数収録。 話者が自分で経験したこととして語る物語は、リアリティがあり、 かつとらえどころのない山の裏側の世界を垣間見させてくれる。 山の怪談。現代版遠野物語。 目次序文 I 阿仁マタギの山 狐火があふれる地/ なぜか全裸で/ 楽しい夜店/ 生臭いものが好き/ 狐の復讐/ 見える人と見えない人/ 狸は音だけで満足する/ 消えた青い池/ 人魂、狐火、勝新太郎/ 親友の気配/ 辿り着かない道/ 蛇と山の不思議な関係/ 汚れた御札/ マタギの臨死体験/ 叫ぶ者/ 白銀の怪物 II 異界への扉 狐と神隠し/ 不死身の白鹿/ 来たのは誰だ/ もう一人いる/ 道の向こうに/ 響き渡る絶叫/ 僕はここにいる/ 謎の山盛りご飯/ 山塊に蠢くもの/ 鶴岡市朝日地区/ 出羽三山/ 鷹匠の体験/ 奈良県山中・吉野町/ ツチノコは跳び跳ねる/ 足の無い人/ 巨大すぎる狐火/ 山から出られない/ 行者の忠告 III タマシイとの邂逅 帰らない人/ 死者の微笑み/ 迎えに来る者/ ナビの策略/ 椎葉村にて/ テントの周りには/ 幻の白い山/ なぜか左右が逆になる/ 不気味な訪問者/ 天川村の事件/ 帰ってくる人/ 固まる爺婆/ お寺とタマシイ/ 飛ぶ女/ 帰ってくる大蛇/ 呼ぶ人、来る人/ 狐憑き/ 真夜中の石臼/ 狐火になった男 【「定本 黒部の山賊 アルプスの怪」をお読み頂いた方もお楽しみいただけます。】 内容(「BOOK」データベースより) 山で働き暮らす人々が実際に遭遇した奇妙な体験。現代版遠野物語。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 田中/康弘 1959年、長崎県佐世保市生まれ。礼文島から西表島までの日本全国を放浪取材するフリーランスカメラマン。農林水産業の現場、特にマタギ等の狩猟に関する取材多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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山に住んでいる人が経験した実話を基にしているとのことですけど、ほとんどの話は2~3ページで終わって、え?と思うほど薄い内容ばっかりです。多くの話はこのパターン:「夜の帰り道に不思議なことを見た。近づいてよく見ると何もなかった。」山の周辺の歴史とか、特定の妖怪の話とか、複数の人が同じような話をしたとか、そういった面白いところはなく、山に住んでる人のちょっと不思議で多分錯覚だった話の集まりです。田舎育ちの親戚から聞いた幽霊話とかがずっとマシです。

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